Mind
私たちが大切にしている言葉
-
食材のアンカー
-
味覚はハートのすぐそばにある
-
凡事徹底
-
人づくりから、皆が幸せになる
-
「いただきます」と「ご馳走さまでした」
-
結果にこだわろう
私たちが大切にしている言葉があります。
食材のアンカー
私たちは「食べることは農業に参入すること」と捉えています。生産者の方々がこだわりをもって育てあげた作物。安心で質の高い料理をお店として提供し続けられるためにも、そうした仕事が持続可能なものでなくてはいけません。その思いから、私たちは生産者の方々とのコミュニケーションをとても大切にしています。生産から料理、それを食べに来てくれる人。こうした食の大きな循環の、より良いアンカーでありたいと考えています。
私たちが飲食業をやる意味は何か? 誰のために働きたいのか? 私たちは「地産地消」という商売をしているわけではありません。買うことは選挙の一票のようなもので、買うことで何が起きるのかを想像しています。知っている人たち、目の前で頑張っている人たち、地元の産業。こうした身近な人の身近な仕事に一票を投ずることで、もしかすると今より環境もよくなり、その人たちの仕事も持続可能になるのではないでしょうか。
多くの農家さんに、自分の仕事を「子どもには継がせたくない」と言わせてしまう、そんな現状が今の日本にはあります。目の前に素晴らしい野菜を作っている農家さんがいるのに、海外から輸入した顔の見えない生産者の食材を購入する。そうした流通のあり方が普通になってしまうと、自分たちの知らない人たちが潤う一方で、自分たちの知っている人たちが廃業の危機に立つことになります。
もちろん色々な正解があって一概には言えません。でも、こうした状況を想像することで、食を通して地域や人の未来を創造することもできるはず。ここに意味があり価値があるのではないか、と思っています。
味覚はハートのすぐそばにある
「美味しい」とは、料理そのものだけでなく、そこに込められた想い、食べる状況やサービスなどすべてを包括したものです。どんなにおいしい料理でも、何か不快なことや極度の緊張などがあれば、味さえわからなくなってしまうかもしれない。まずは奇をてらったパフォーマンスなどとは対極にある要素に徹し、お客様に一切の不満を取り除いた状態で食事をしてもらうという、提供する側の思いやりを大切にしています。人を幸せにする味は、調理法や味付けだけではなく、食材選びからサービス、空間、こうしたすべてのものから出来上がると考え、日々頑張っています!
凡事徹底
なんでもないような当たり前のことを徹底的に行うこと。クレンリネスや挨拶、自店の商品知識、スムーズなご案内、料理提供のペース、お酒を呑まれている方への和らぎ水の提供などなど、こうした当たり前のことを極め、他の追随を許さないところまで徹底的に行います。
人づくりから、皆が幸せになる
お店づくりや良い商品・サービスの提供は、まず「人づくり」がベースにあります。キーワードは「感受性」です。
ごはんクリエイトでは、スタッフ一人ひとりが安心して成長できる環境を目指し、日々トレーニングをしています。しかし、仕事を通じた「人としての成長」も大切にしています。お客様の様子やその日の天候など、刻々と変化する目の前の状況に対応するには、感受性が重要です。
マニュアルに沿った基本を学びながらも、その上でスタッフは自ら考え、判断し、行動する、このプロセスこそが、人としての成長に繋がり、より良いサービスを提供する土台となります。
「この人は何を求めているのか?」という問いを常に持ちながら相手のことを考えて行動していると、やがて相手も自分のことを考えてくれるようになります。相手を大切にすれば、大切にされる。不思議と相手の幸せを考えることが、自分の幸せにも繋がるのです。
お客様、スタッフ、生産者など、関わるすべての人々の幸せを考えて行動すること。それが、私たちが目指す「皆が幸せになる」ための人づくりです。そして、わたしたちが住み続ける大事な街に、必要とされ続ける存在でありたいと考えています。
「いただきます」と「ご馳走さまでした」
私たちは、賄いなど食事の時、「いただきます」や「ご馳走さまでした」と言うことをとても大切にしています。
「いただきます」の意味は、あなたの命を私の命に変えさせて頂きます、ということ。私たち生き物はすべて、人間も含め、他の生命を取り込んで自らの生命を維持しています。その事実への感謝を忘れてはいけないと思っています。
「ご馳走様でした」の意味は、生産者や運ぶ人、料理人、沢山の人たちの仕事を経てできた一皿に対する感謝の気持ちです。
こうしたことを大切にしていると、食べるということがお腹を満たすだけではなく、心も豊かにしてくれます。
食は人を育てる場です。挨拶や感謝の念を学ぶことができ、また、上座や下座、お父さんの席、お母さんの席、食事の作法、箸や茶碗の持ち方なども学ぶことができます。
最近では当たり前のように、食事を「いらない」「食べない」「コンビニで買って食べる」と言う子どもたちがいます。お母さんが想いを込めて作った料理や、地元の新鮮な食材を使った料理はやっぱり美味しいし、子どもたちも食べます。
価格が安い・高いの物差しだけで作った料理では、「安いから粗末にしてもいい」という発想を生んでしまいます。これは本当に悲しいことです。ここに、問題意識を持つ必要があるとわたしたちは考えています。
結果にこだわろう
私たちスタッフ一人ひとりのすべての仕事は、「お客様が喜んでいるか」という結果のためにあります。
例えば、キッチンでは美味しい料理を作るだけでは終わりません。その料理がきちんと提供されて、お客様が楽しんでいるかどうかまでを見届けることが重要です。ホールでは、ただ料理やドリンクのオーダーを取り、提供するだけでなく、気配りや目配りを大切にし、必要なサービスが行き届いているかを確認します。そして、お客様が楽しい時間を過ごしているかどうかを常に気にかけます。
私たちは、ホールとキッチンが連携し、状況に応じてチームプレーで解決することも大切にしています。必要があれば、キッチンスタッフが料理を提供したり、ホールスタッフが前菜の仕上げを手伝ったりと、お互いがサポートし合いながら、最高の結果を目指します。
お見送りの際に「おいしかったよ」とお客様が笑顔で言ってくださること、それが私たちにとって大切な結果です。
Concept
コンセプト
「ごはんクリエイト」は、ただ料理を出すだけのお店ではありません。
私たちが目指しているのは、「食」を通じて、社会や地域と一緒により良い未来を作っていくことです。
「美味しい」だけではない価値を大切にしています
美味しい料理を提供することはもちろんですが、その美味しさにこだわるだけではなく、食材の選び方、料理の提供の仕方、お客様とのコミュニケーションなど、食に関わる全てを私たちは大切にしています。お客様が食事を楽しんでくれるのは、料理だけではなく、サービスやお店の雰囲気も含めて全体の体験だからです。
持続可能な未来のために
私たちは、食材を選ぶときや料理を作るとき、常に「どうしたら食を通じてもっと人々の生活を豊かにできるか?」を考えています。そのために、地元の食材を活用し、地域の生産者と協力して、みんなが幸せになれる循環を作りたいと考えています。
地域とのつながりを大切に
食べ物を提供するだけでなく、地域社会と一緒に成長していくことも大事にしています。地域のニーズに応え、その魅力をお客様に伝えることで、地元の文化や食材を次の世代に繋げていきたいと思っています。
私たちの挑戦は続きます
「ごはんクリエイト」は、食の未来について常に考え、もっと多くの人が幸せになれる方法を探し続けています。私たちは、未来の食卓がもっと幸せで持続可能なものになるよう、毎日新しい挑戦を続けています。